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今井美樹さんの1番の名曲、そして次点の名曲を5曲
丁寧に紹介していきますね!

ブログってどうやって書くんだっけ?

初めに

ブログを始めてそろそろ1年経過するという今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?

何だ?この書き出し…
今まで、こんな日記風の構成ではなかったですよね~
ほんと、久々の投稿で… こんな感じになってしまいました。

前回の記事、ケイト・ブッシュのブログを書き終えてから1カ月以上経っている。最近は、動画作成後にブログを書き始めるという順番が定着しており、すでに美樹さんの動画はアップしている。そういう理由もあるけれど、こんなに間が空いてしまったのにはやっぱり自作の音楽動画を導入するようになったからだ。好きな名曲をイメージしながらの動画作成は、この上ない愉しい遊びで、いっくらでも作れる。が、メインはこのブログ、動画はこのブログにリンクするためのもの、と心でセイブしながらやっているのですが… YouTubeでチャンネルを持つと、アナリティックスと言って、いろいろな分析がされてわかりやすくデータ化されます。例えば、どの曲がどの日にどれぐらい聴かれているか、任意の曲のどの辺がよく聴かれているか、視聴者の年齢層等々、個人を特定されること以外は、今後の活動に意味のある多くの分析をしてくれる。それらを随時チェックしたり、予期せず副産物的に登録者人数が増えてくると嬉しくなるし、意外な曲が人気があると別の曲も追加しよう、ってなってしまい、ケイト・ブッシュやMR.BIG、平山照継等の動画作成にかまけてしまいました。

今現在、美樹さんや曲に携わった人たちの下調べはできているのですが、どういうアプローチのしかた~?どこに着目して構成しようか悩んでいます。メインの曲説明だけだと味気ないでしょ?いえいえ要らんことはいいからそれだけでいいよ、っと言われるかもしれませんが、私的にはまだ様式美にこだわりたくて… 本当言うと、こだわっている間はないんですよね、こんなに時間をかけていると残りの名曲が紹介できません。いっそのこと、多くの方がされているように「ドライブにピッタリの曲」「クリスマスソング」「人気の洋楽トップ10」等々のように簡単に曲紹介するという方法に切換えなければならないのか… 当初は絶対やりたくない方法でしたので本筋ではやりませんが、例えば企画的に「隠れ家的AORトップ20」とか「隠れ家的ハードロック名曲特集」みたいな感じではやるかもしれません。ただし、運営者情報でも触れていますように「世間に埋もれかけている名曲を1人でも多くの人に聴いてもらうために、愛情込めて説明していく」というのがこのブログの主旨でもあるので、そこは崩せません。何らかの形で”愛情”を表現するのが私のプライドでもあるのです

んー、考えても良い構成が見つかりません。

今回は、曲紹介を先にして、そこに携わる人を後に紹介する、知りたい人だけが読めばいい感じの構成にしてみます。(決定は結構あっさりと…)

次点の曲が5曲あります。

この記事のタイトルは「Miss You/今井美樹」にしていますが、次点の曲が5曲もあります。正直言って、どの曲が記事タイトルになってもおかしくないぐらい悩みました。ですので、順番はなく次点の曲から紹介していくこととします。

では、次点の曲から試聴してみましょう!!

PIECE OF MY WISH

★作詞:岩里祐穂 / 作曲:上田知華 / 編曲:佐藤準

★1991年7thシングル / 1993年2ndベストアルバム『Ivory Ⅱ』(オリジナルアルバム未収録)

★オリコン1位を獲得 / ミリオンセラーを記録

★本人主演テレビドラマ「あしたがあるから」の主題歌
今井美樹仙道敦子石橋凌福山雅治中嶋朋子

★アコースティック楽器をバックに優しく歌が始まり、爽やかでメロディアスなサビでバンドが入り盛上る。悩んでいる人に寄り添った優しい応援歌です。表情豊かな美樹さんの歌声が素敵な楽曲です。全てがマッチして完成された曲ですが、一番の聴きどころはメロディーではないでしょうか。

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表情豊かな美樹さんの歌声ですが、ライブではもっと近くにいるような優しい表情がうかがえます。
1996年3rdライブアルバム『THANK YOU』収録の’95Love Of My Live Tourより
コレ聴け!

DRIVEに連れてって

★作詞:布袋寅泰 / 作曲:布袋寅泰 / 編曲:布袋寅泰

★1997年13thシングル / 1997年10thアルバム『PRIDE』

★「完熟トマトとなすとカレー」のCMソング

★先ず、ギターの入り方最高でリズムが気持ちいい!! Aメロの高音からの入り方はインパクトがあり、次いで爽やかなBメロを経て心地よいサビに展開していきます。ギターのワウとパーカッションの入ったリズム隊、そしてストリングが上品に全体をマイルドにしていると思います。海沿いをドライブしている爽やかカップルが想像できます。布袋さん凄いです!!

アルバム同タイトルの12thシングル曲「PRIDE」は、ミリオンセラーにも達成、オリコンチャート1位も獲得し、美樹さんの代表曲とも言える曲のようですが、残念ながら次点に及びませんでした。曲の雰囲気、特にAメロはとってもいいのですが… アルバム単位で考えるとにそういう曲も必要だと思います。しかしこの美声で売り出されると迷っちゃいますよね。(また大勢の人を敵にまわす発言になりますが、皆さん戦略に引っかかり過ぎです。)

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美樹さんは表情豊かな美声を持っているだけではなく、小手先を使わない素直な安定した歌唱力の持主です。
1998年4rdライブアルバム『Moment』収録の TOUR 1997″PRIDE”より
コレ聴け!

Goodbye Yesterday

★作詞:布袋寅泰 / 作曲:布袋寅泰 / 編曲:布袋寅泰

★2000年18thシングル / 12thアルバム『太陽とヘミングウェイ』

★オリコンチャートトップ10入り、50.5万枚売上げ

★本人主演テレビドラマ「ブランド」の主題歌
今井美樹市川染五郎

★正直言うと、好みの曲ではない。しかし、楽曲は群を抜いていると思います。タイプではないというだけで次点にしている可能性は否めません。どういう辺が群を抜いているか説明したいと思います。まず全体の印象で言うと、1番が始まりサビが終わってギターソロに到達するまで徐々に徐々に盛上っているということだ。決して唐突な盛上り方ではなく、次に移るアレンジがしなやかで先が楽しみになるような仕掛けで、Aメロからサビに移る時もそう、サビのエンディングもそう、そしてギターソロの入り方もそう、王道ではあるけれど曲エンディングのサビの繰返しもそう、奇をてらわずとにかく流れが自然で気持ちいい。そしてサビの入り方だが、”どうぞ~”と言わんばかりに小節の頭でギターがジャーンと入った後に主旋律の歌が入るので、ゆったりとした大御所感というか、間を上手く使った抜け感からか貫禄が感じられる。そんな抜群なアレンジに耐えられるだけのメロディーであることも素晴らしく、ややもすればダサくなってしまいがちであるが、クールな人も熱い人も逃げて行かない、A級の作品となっている。

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A級の名曲「Goodbye Yesterday」
コレ聴け!

amour au chocolat

★1993年9thシングル「Bluebird」のカップリング曲 / 1992年7thアルバム『flow into space』
※カップリング曲の方は、布袋さんプロデュースのニューバージョン

★作詞:今井美樹 / 作曲:布袋寅泰 / 編曲:久石譲

★今回選んだ曲の中で一番知られていない曲ではないでしょうか。決してシングル向けではありませんが見逃せない曲です。布袋さんプロデュースの曲は残念ながら聴いたことがないので、久石譲氏が編曲したオリジナルの方を紹介します。ボサノヴァの定義がはっきりわからないので言い切れませんが、ボサノヴァちっくな雰囲気で始まり、サビで一転リズムが変わりキュンとなる曲だ。言い換えると、Aメロは少しシュールというか無機質な感じの歌い方なのだが、サビで「いつも傍にいたいの」と一気に感情が高まる感じのメリハリをきかせたところがこの曲の聴きどころではないでしょうか。内容は切ない男女の様子を歌っているようで、曲の雰囲気と合っている。間奏やエンディングのギターの音色がいい!! 使用しているギター特有の音なのか、エフェクターで作った音なのか、音色の専門用語を知らないので先ず聴いて判断してもらいたいです。聴くたびに、未来が見えない恋に悩む美しいマドモアゼルになれる。私は、この曲にそういう印象を持っていますが、皆さんはどうですか。

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これが映画のサントラならロケ地はどこが浮かびますか?
きっと異国の情緒が楽しめるでしょう。
コレ聴け!

SAYONARAの行方

★1987年2ndアルバム『elfin』

★作詞:青木景子 / 作曲:佐藤健 / 編曲:奈良部匠平

★第29回日本レコード大賞 優秀アルバム賞受賞

★クイズ番組「ワールドクイズ ザ・びっくり地球人!」のエンディングテーマ曲

★今回20数枚のCDを聴き直したが、このタイプの曲はこの「SAYONARAの行方」だけだと思う。しかも、いいとこずくしの名曲だ。”いいとこずくし”の部分を説明していきますと、イントロは馴染みのあるコード展開でドラマチックに始まり、(本当はこれでもか!と言うぐらい細かい仕掛けが重なっているのだが)続いて、Aメロ、Bメロ、サビ、間奏、Aメロ、Bメロ、サビ、ギターソロ、サビ、エンディングと流れは順当でわかりやすい。メロディーは日本人好みのマイナーコードでどの部分も割とキャッチー、そしてサビに向けて盛上っていき、サビが4小説進んだ所で少し後ろに引いた感じでダウンし、再びサビ頭に戻り最後にいい意味で大見得を切って終わります。アレンジのイロハというものが存在するとしたら、基本に沿って奇麗に作られた優等生の曲だと思います。それと、この曲だけ”昭和”になります。

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24歳の頃の美樹さん歌声、軽やかなリズムにのって…
コレ聴け!

理屈抜きの名曲 “Miss You”

★1994年10thシングル / 1994年8thアルバム『A Place In The Sun』

★作詞:岩里祐穂 / 作曲:布袋寅泰 / 編曲:布袋寅泰

★オリコンチャート1位獲得

★テレビドラマ「禁断の果実」の主題歌
田中美佐子岡本健一市毛良枝近藤正臣

★理屈抜きの名曲ですので、理屈は言いません。当時は、今みたいに貪欲なドラマの見方をしていなかったので、飛び飛びで半分ぐらいしか見ていないかもしれませんが、暗くて切なくて愛に溢れていて少々非現実的なドラマでインパクトがありました。全部見てはいないけれど主題歌が名曲だったので奇異な設定のドラマとともにインプットされています。出だしが「星に願いを」と似ていると言えば似ているし、似ていないと言えば似ていないし、私的にはセーフです。美樹さんの曲の中で一番の名曲としましたが、ひょっとしたらドラマの影響もあるかもしれませんが、私にはその判断はつきません。理屈を言った方がいいのでしょうか… それでもメロディーと雰囲気がいいということで閉めたいです。

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美樹さんの表情豊かな歌声が、悲しく…優しくはいってくる名曲
1996年3rdライブアルバム『THANK YOU』収録の’95Love Of My Live Tourより
コレ聴け!

 

 

名曲の生みの親を紹介!!

今井美樹

1963年生まれ。ジャズ好きのオーディオ専門店を営む父親の影響で、ジャズが身近な存在で成長する。
中学時代は松任谷由実に熱中し、高校時代は陸上選手として活躍した。高校卒業後は、キャビンアテンダントを目指して上京する。
1983年にモデルデビューし、翌年テレビドラマ「輝きたいの」で女優活動をスタートさせる。
1986年には映画「犬死にせしもの」に出演し、同年に「黄昏のモノローグ」で歌手デビューする。以降は、数多くの主演ドラマや歌手活動、声優、CMをこなしている。
1999年、8thアルバム『A Place In The Sun』からアルバムから作曲・編曲に携わっている布袋寅泰氏と結婚。
2012年、ロンドンへ移住。
2020年、アルバム『Classic Ivory 35th Anniversary ORCHESTRAL BEST』がリリースされている。

音楽活動に関しては、シングル30数枚、オリジナルアルバム20数枚、ライブアルバムやDVDを残し、興行的にも成功している。また、ヨコハマ映画祭最優秀新人賞ザテレビジョンドラマアカデミー賞ベストドレッサー賞などの受賞歴もある。

人気と実力が比例していないことはよくあることですが、美樹さんの場合は~じゃない方の人だと思います。歌唱力は説明しなくても聴いてもらったらわかると思います。どこかでも書いたかもしれませんが、高音の柔らかくて優しい声に、発音のしかたによって少し鼻にかかる時もあり、表情豊かな歌声です。そして歌唱力は、奇抜な小手先の技術はわざとらしくは使わず、素直な歌い方の上手い人だと思います。素直に上手く歌うのは案外難しいですからね。リズムにのった軽やかな歌い方、そして悲しい歌でも広角を上げているのが伝わってくる、とにかく気持ちのいい声の持主です。

次に俳優業ですが、なかなか見る機会が少ないとは思うのですが、とっても演技が上手いんですよ。身長は結構あるのですが、気弱な女の子の役をしたら身長150㎝ぐらいの少女に思えるぐらい可愛らしい演技ができます。「あしたがあるから」の美樹さんは可愛かったなあ~

布袋寅泰(ほていともやす)

1962年生まれ。父親が韓国人で母親が北海道生まれサハリン育ちのロシア系でアイヌの血もひいている日本人。そんな国際色豊かなお子さんにギターを持たせたらこうなっちゃいました!! 独特のカッティングには定評があり、自身では “リズムギタリストでもリードギタリストでもなくビートギタリストだ” と言っているらしい。他にベース、ドラム、キーボードも演奏できます。
アマチュア時代から人気があり、1981年に氷室京介らと「BOOWY」でデビューする。解散後は、吉川晃司とのユニット「COMPLEX」で活躍したり、他者への楽曲提供も行った。

1986年、山下久美子と結婚、1997年離婚。
1999年、今井美樹と結婚。

美樹さんのアルバムに参加するきっかけは、美樹さんが布袋氏の音楽性に惚れ込んだからで、「今井の音楽性には布袋は合わない」というスタッフの反応を押し切って、2曲発注したところ7曲作ってきたらしい。それが、今回紹介している「DRIVEに連れてって」「Goodbye Yesterday」「amour au chocolat」「Miss You」のような曲だから驚きです。失礼ですが、布袋氏の醸し出す雰囲気からは想像できかねます。

他のアーティストへの楽曲提供は、井上陽水相川七瀬栗山千明MISIA鈴木雅之… その他映画音楽やCMソングもてがけている。

岩里祐穂(いわさとゆうほ)

1957年生まれ、女性作詞家、エッセイスト。
今回紹介した曲は「PIECE OF MY WISH」と「Miss You」だけだか、専属と言ってもいいぐらい実に70曲あまりの詞が美樹さんを通じて発信されている。

1980年に”いわさきゆうこ“名義でシンガーソングライターとしてデビューしている。1983年に”岩里祐穂“名義で堀ちえみの作品で作詞・作曲家デビューし、1985年には”岩里未央“名義で早見優に作品提供している。そして1988年に美樹さんと出会い多くの作品を提供している。

新垣結衣Wink酒井法子坂本真綾中川翔子中山美穂花澤香菜水樹奈々May’nももいろクローバーZ、他アニメ主題歌等多くの作品提供あり。

上田知華(うえだちか)

1957年生まれ、作曲家、音楽プロデューサー。
今回紹介した曲は「PIECE OF MY WISH」だけだか、「瞳がほほえむから」「半袖」など美樹さんには20あまりの曲を提供している。

1978年に東京音大在学中に組んでデビューした、その名は “上田知華+KARYOBIN(プラスカリョービン)” 音楽好きな方はご存知なのかもしれませんが、恥ずかしいかな、私は知りませんでした。KARYOBINは優れた楽曲と演奏力の弦楽四重奏団(ヴァイオリン×2、チェロ、ビオラ)で、後にソロとして成功を収めた金子飛鳥溝口肇などの著名ミュージシャンも在籍していた。そのKARYOBINに上田氏自身の作詞・作曲、ピアノ、ボーカルが加っての “ピアノクインテット” 形式バンドでした。勿論、ユーチューブで確認しました。英才教育をばっちり受けた人たちの音楽ですが、じゃあない人も気持ちよく聴くことのできる身近な感じのポップスです。演奏に聴き入ってしまいます。

KARYOBIN解散後もソロアルバムを制作しながら本格的に作曲家活動を行っている。松田聖子南野陽子薬師丸ひろ子中山美穂渡辺満里奈など、350曲超えの提供作品がある。

佐藤準(さとうじゅん)

1955年生まれ、作曲・編曲家、音楽プロデューサー、キーボーティスト。
今回紹介した曲は「PIECE OF MY WISH」だけだか、「瞳がほほえむから」「彼女とTIP ON DUO」など美樹さんには多くの曲を提供している。

1973年にCher成瀬喜博金子マリ藤井章司などとロックバンド「SMOKY MEDICINE」を結成。翌年解散するも、以降Cherや高中正義と活動したり、ソロ活動も行う。

作曲家にとどまらず、作詞やプロデュースなど幅を広げ、おニャン子クラブ井上陽水CHAGE&ASKA今井美樹などの作品もてがけた。中でも、光GENJIの曲は70以曲以上も携わっている。日本レコード大賞編曲賞の受賞歴もある。

久石譲(ひさいしじょう)

1950年生まれ、作曲・編曲家、指揮者、ピアニスト。
今回紹介した曲は「amour au chocolat」の一曲のみだが、同曲収録のアルバム『flow into space』ではほとんどの曲に関わっている。

幼少期よりピアノ、ヴァイオリン、トランペットの英才教育に加え映画鑑賞と現在につながる感性づくりがされるが、演奏より楽曲制作を好んだ。1974年の「はじめ人間ギャートルズ」が商業的なデビューとなる。そして、アニメ「風の谷のナウシカ」の音楽を担当し一躍脚光を浴びることとなる。以降アニメに加え映画にも携わり日本アカデミー賞も受賞している。室内楽曲をはじめ、吹奏楽、交響曲のオーケストラの編曲や、映画、テレビ、CM、舞台などの楽曲制作に幅広く関わっている。それぞれ分野の異なるものに対応できるのは、多分色々な音楽を聴き馴染んでいるからだと思う。自身のアルバムに「illusion」というのがあるがぜひ聴いてもらいたい。聴きやすい曲だが、普通ではない。色々な音楽や映画が好きでないとできないような曲だ。好みか好みでないかは置いといて、私はそう思う。好きなアーティストや映画が、ヴァンゲリスマイク・オールドフィールドブレードランナー(多分オリジナルの方)と知ってにやけてしまいました。雲の上の人ではあるけれど、共通点があり自信にもつながりました。(あくまでも自分を励ます意味での自信です)

青木景子

「SAYONARAの行方」の作詞をされたのだが、残念ながらその他の情報が得られませんでした。

佐藤健(さとうけん)

1955年生まれ、作曲・編曲家、音楽プロデューサー、キーボーティスト。
見落としがなければ「SAYONARAの行方」だけが、唯一美樹さんとのつながりの曲だ。だとしたら納得、この曲だけ毛色が違いますからね。佐藤氏の曲提供アーティストには、大橋純子吉川晃司小野正利サーカス中森明菜松原みき田原俊彦などなど… 中森明菜では「Fin」大橋純子では「サファリ・ナイト」田原俊彦では「堕ちないでマドンナ」で聴いてもらえばわかると思うのですが、「SAYONARA~」同様シングル向けのキャッチーな曲ばかりです。

そもそも佐藤氏は、作曲・編曲家、キーボーティストで、「美乃家セントラル・ステイション」というバンドで大橋純子のバックバンドをやっていました。実は、純子さんは佐藤氏の奥様なのです。

欲を言うと、美樹さんのアルバムに佐藤氏の曲がもう数曲入っていると、より楽しく聴けたように思います。今の時代、貴重な職業作曲家だと言えます。

奈良部匠平(ならべしょうへい)

1961年生まれ、編曲家、音楽プロデューサー、キーボーティスト。幼少期から英才教育を受け、バークリー音大ジャズ作曲科卒業。
美樹さんとは、「SAYONARAの行方」の他に同アルバム内にもう一曲携わっている。

キーボードで米米CLUBのサポートメンバーをしていたが、徐々に活動を増やし、渡辺美里種ともこ木根尚登などへの作曲・編曲もてがけた。1994年から活動拠点をニューヨークに移し、作曲・編曲にとどまらずプロデューサー、演奏(キーボード、ギター)、ビデオ制作なども行っている。アン・ルイス大江千里辛島美登里吉川晃司久宝留理子堺正章松本伊代松田聖子外海外アーティスト… 多くの方にたずさわっている。

※参考 : フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』